札幌市の外壁・断熱補助金【2026年】リフォームにいくら補助が出る?申請ガイド
札幌市で外壁塗装や断熱リフォームを考えているなら、補助金を活用することで工事費用を大幅に削減できます。北海道の厳しい冬に備えた断熱改修は光熱費削減にも直結しますが、まとまった費用が必要になるため、補助制度を事前に把握しておくことが重要です。
この記事では、札幌市の独自補助金と国の補助金(先進的窓リノベ2026・みらいエコ住宅2026事業)を組み合わせた活用方法、外壁断熱工事の種類と費用相場、補助後の実質負担シミュレーション、そして申請の流れまでを詳しく解説します。
※本記事は2026年7月7日時点の公式情報に基づき、内容を更新しています。旧「子育てエコホーム支援事業」は2024年度で終了し、後継の「子育てグリーン住宅支援事業」もリフォーム分の交付申請を2025年12月31日に終了、2026年度は「みらいエコ住宅2026事業」が現行制度です。
札幌市の外壁・断熱補助金の概要
札幌市住宅エコリフォーム補助制度(2026年度)
札幌市では、住宅の省エネ性能向上を目的としたリフォームに対して「住宅エコリフォーム補助制度」という独自の補助制度を設けています。外壁断熱工事はその主要な対象工事に含まれています。
補助対象工事と補助額
補助金額は「工事種別ごとに市が定める定額」の合計と、「総工事費(税抜)の10%」または「1申請あたり50万円」のいずれか少ない額とを比較し、少ない方が上限になる仕組みです(工事種別ごとの補助率がそのまま適用されるわけではありません)。
| 工事種別 | 補助額(定額・戸建て) | 断熱性能の基準 |
|---|---|---|
| 外壁全体の断熱改修 | 24万円/戸 | 熱抵抗値4.0(㎡・K)/W以上 |
| 屋根または天井全体の断熱改修 | 3万円/戸 | 熱抵抗値5.7(㎡・K)/W以上 |
| 床全体の断熱改修 | 5万円/戸 | 熱抵抗値3.3(㎡・K)/W以上 |
全体の補助上限:総工事費(税抜)の10%または50万円のいずれか少ない額(上表の定額を合計した金額と、この上限額とを比較して少ない方が実際の交付額になります)
受給条件
- 申請要件:補助金額の合計が3万円以上、かつ総工事費(税抜)が30万円以上であること
- 令和8年4月1日以降に工事契約を締結し、令和9年1月31日までに工事を完了すること
- 市内に主たる営業所がある建設業許可事業者による施工であること
- 外壁・屋根の塗装のみの工事(断熱性能の向上を伴わないもの)は補助対象外
申請期間と予算枠
2026年度(令和8年度)の申請は先着順ではなく抽選制です。第1回受付は5月22日〜6月4日(抽選日6月10日、既に受付終了)、第2回受付は9月4日〜9月17日(抽選日9月30日)の年2回に分けて実施されます。申請窓口は**「エコリフォーム事務局」(一般財団法人北海道建築指導センター内、札幌市中央区北3条西3丁目1番地 札幌北三条ビル8階、TEL: 011-206-1899)**です。次回申請を検討する場合は、公式サイトまたは事務局へ最新の受付スケジュールを確認してください。
外壁工事での注意点
札幌市は塗装工事(外壁または屋根)を対象とした補助金は設けていません。補助を受けるためには、断熱材の追加・交換を伴う工事が必要です。外壁の美観向上を兼ねた断熱改修として計画することが、補助金活用の観点からも合理的です。
国の補助金との組み合わせ活用
先進的窓リノベ2026事業
環境省が所管する「先進的窓リノベ2026事業」は、断熱性能の高い窓への改修に対して補助を行う制度です。外壁断熱リフォームと合わせて窓の断熱改修を行うことで、両制度を同時に活用できます。
補助方式の重要な注意点
先進的窓リノベは「工事費の◯%」という定率補助ではなく、窓の性能グレード×サイズに応じた定額補助です。具体的な補助額は製品・サイズによって大きく異なるため、登録施工業者による個別試算が必要です。おおよその目安として、内窓設置1箇所あたり数千円〜数万円、大型窓や高性能グレードほど高額になります。
1戸あたりの補助上限は100万円です(2025年度は200万円でしたが、2026年度は100万円に引き下げられています。また対象製品も性能グレードの下位区分〔Aグレード〕が2026年度は対象外となるなど要件が厳格化されました)。
重要な条件
- 登録施工業者による工事が必須(業者が手続きを代行)
- 交付申請は着工前が原則(詳細な申請タイミングは登録施工業者に要確認)
- 2026年度の予算規模は1,125億円(令和7年度補正予算)。予算上限到達時は前倒しで受付終了
みらいエコ住宅2026事業
国土交通省・経済産業省・環境省が連携して実施する「みらいエコ住宅2026事業」は、旧・子育てエコホーム支援事業→子育てグリーン住宅支援事業の後継として2026年度に開始した制度です。外壁断熱改修もこの制度の対象工事に含まれます。
※旧「子育てエコホーム支援事業」は2024年度で交付申請を終了、後継の「子育てグリーン住宅支援事業」もリフォーム分の交付申請を2025年12月31日に終了しています。名称・対象要件が変わっているため、2026年度は必ず「みらいエコ住宅2026事業」の名称で確認してください。
補助額
リフォームの補助上限は2025年度の60万円/戸から、2026年度は100万円/戸に引き上げられています。対象世帯区分(子育て世帯・若者夫婦世帯等)や具体的な工事種別ごとの補助額配分は、公式サイトまたは登録事業者に個別確認が必要です。
なお、みらいエコ住宅2026事業は先進的窓リノベ2026事業・給湯省エネ2026事業と併用可能です。
3制度の組み合わせ
札幌市補助金・先進的窓リノベ2026・みらいエコ住宅2026事業は、補助対象工事を明確に区分できれば組み合わせが可能です(ただし同一工事に対する二重計上は不可)。ただし札幌市の補助制度では「みらいエコ住宅2026事業用・先進的窓リノベ2026事業用の性能証明書は使用できない」という注意事項があるため、組み合わせを検討する場合は事前にエコリフォーム事務局または各制度窓口への確認を強く推奨します。
具体的な合計補助額は工事内容・製品グレードによって個別に試算が必要なため、本記事では概算例の提示を控えます。施工業者に見積もり段階で正確な試算を依頼してください。
外壁断熱工事の種類と費用
主な断熱工法の比較
外壁断熱リフォームには大きく3種類の工法があります。それぞれ工事費用・効果・向き不向きが異なります。
1. 外張り断熱(外断熱)
建物の外側に断熱材を張り付け、その上から外壁材を施工する工法です。既存の外壁を壊さずに断熱性能を大幅に向上できるため、リフォームで最も選ばれる工法です。
費用目安
| 住宅規模 | 費用相場 |
|---|---|
| 延床面積100㎡(一戸建て標準) | 150〜350万円 |
| 延床面積120㎡ | 180〜420万円 |
| 延床面積80㎡(コンパクト住宅) | 120〜280万円 |
メリット
- 断熱材が連続するため熱橋(ヒートブリッジ)が生じにくい
- 室内側の工事が不要で居住しながら施工可能
- 外壁の防水性・耐久性も同時に向上
デメリット
- 工事費が充填断熱より高い
- 建物の外寸が数センチ大きくなる(隣地境界に近い場合は注意)
2. 充填断熱(内断熱)
既存の外壁を解体し、柱間に断熱材を充填する工法です。新築時に多く採用される工法ですが、リフォームでも選択されます。
費用目安
| 住宅規模 | 費用相場 |
|---|---|
| 延床面積100㎡ | 80〜200万円 |
| 延床面積120㎡ | 100〜240万円 |
| 延床面積80㎡ | 60〜160万円 |
メリット
- 外張り断熱より工事費が安い
- 既存の外壁仕上げを変更できる
デメリット
- 既存外壁の解体が必要(廃棄物処理費が追加)
- 柱の部分に熱橋が生じやすい
- 工期が長くなりやすい
3. 付加断熱(外張り+充填の複合)
外側と内側の両方に断熱材を施工する最高性能の工法です。北海道の寒冷地で高い断熱性能を求める場合に選ばれます。
費用目安
| 住宅規模 | 費用相場 |
|---|---|
| 延床面積100㎡ | 250〜500万円 |
| 延床面積120㎡ | 300〜600万円 |
メリット
- 最高レベルの断熱性能を実現(UA値0.28以下も可能)
- みらいエコ住宅2026事業のZEH水準要件を満たしやすい
- 長期的な光熱費削減効果が最も大きい
デメリット
- 工事費が最も高い
- 工期も最長(4〜8週間)
断熱材の種類と特徴
| 断熱材 | 熱伝導率 | 用途 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| グラスウール(16K) | 0.045W/m·K | 充填断熱 | 低〜中 |
| 高性能グラスウール(24K) | 0.036W/m·K | 充填断熱 | 中 |
| ロックウール | 0.038W/m·K | 充填断熱 | 中 |
| 硬質ウレタンフォーム | 0.023W/m·K | 外張り断熱 | 高 |
| フェノールフォーム | 0.020W/m·K | 外張り断熱 | 高 |
| セルローズファイバー | 0.040W/m·K | 充填断熱 | 中〜高 |
北海道の寒冷地では、熱抵抗値(厚み÷熱伝導率)を大きくすることが重要です。一般的に外張り断熱では厚さ50〜100mm以上の硬質系断熱材、充填断熱では200mm以上のグラスウール使用が推奨されます。
補助後の実質負担シミュレーション
実際のリフォームに近い3パターンで、補助金を活用した場合の実質負担額を試算します。
シミュレーション1:基本的な外壁断熱リフォーム(延床100㎡一戸建て)
工事内容
- 外壁外張り断熱(硬質ウレタン50mm):200万円
- 外壁仕上げ材(サイディング):80万円
- 合計工事費:280万円
受取補助金(試算)
- 札幌市住宅エコリフォーム補助制度:24万円(外壁全体断熱の定額。総工事費280万円の10%=28万円より少ないため定額24万円が適用)
- 先進的窓リノベ2026(同時に内窓8窓施工、別途50万円):性能グレード・サイズ次第の定額補助のため個別試算が必要(本記事では概算を割愛)
実質負担額
- 外壁断熱のみ:280万円 - 24万円 = 256万円
- 窓工事込みの実質負担額は、先進的窓リノベの補助額を登録施工業者に個別試算してもらった上で算出してください。
シミュレーション2:子育て世帯の本格断熱改修(延床120㎡一戸建て)
工事内容
- 外壁外張り断熱(フェノールフォーム50mm):260万円
- 屋根断熱追加:40万円
- 外壁仕上げ:100万円
- 内窓設置12窓:70万円
- 合計工事費:470万円
受取補助金(試算)
- 札幌市住宅エコリフォーム補助制度(外壁24万円+屋根3万円=27万円。総工事費470万円の10%=47万円より少ないため27万円が適用)
- 先進的窓リノベ2026(内窓12窓):性能グレード・サイズ次第の定額補助のため個別試算が必要
- みらいエコ住宅2026事業:対象工事・世帯要件を満たす場合に加算の可能性あり(要件確認が必要なため本記事では金額を明示しません)
実質負担額
- 札幌市補助分のみ確定:470万円 - 27万円 = 443万円(国の2制度分の補助額は登録施工業者・事務局への個別確認後に加算してください)
シミュレーション3:築30年木造住宅のリノベーション
工事内容
- 既存外壁解体・充填断熱(高性能GW200mm):120万円
- 外壁仕上げ(塗り壁):60万円
- 床断熱追加:30万円
- 合計工事費:210万円
受取補助金(試算)
- 札幌市住宅エコリフォーム補助制度(外壁24万円+床5万円=29万円。総工事費210万円の10%=21万円の方が少ないため上限21万円が適用)
- 先進的窓リノベ2026(外窓交換4箇所):性能グレード・サイズ次第の定額補助のため個別試算が必要
実質負担額
- 札幌市補助分のみ確定:210万円 - 21万円 = 189万円(窓工事の補助額は登録施工業者に個別試算を依頼してください)
光熱費削減効果(年間)
断熱リフォーム後の光熱費削減効果の目安です。札幌市の寒冷地条件(北方型住宅の標準暖房期間10月〜4月)を想定。
| 断熱改修の規模 | 年間削減額目安 | 投資回収期間 |
|---|---|---|
| 窓断熱のみ | 3〜6万円 | 10〜20年 |
| 外壁断熱(充填) | 5〜10万円 | 15〜25年 |
| 外壁外張り断熱 | 8〜15万円 | 15〜25年 |
| 付加断熱(外張り+充填) | 12〜20万円 | 20〜30年 |
光熱費削減効果は住宅の規模・既存断熱状態・暖房方式(灯油・ガス・電気)によって大きく変わります。灯油暖房が主体の北海道では、灯油価格の上昇により回収期間が短縮する傾向があります。
申請の流れ
Step 1:現地調査・見積もり取得(申請前)
まず施工業者に現地調査を依頼し、工事内容と費用の見積もりを取得します。このとき、補助金を前提とした見積もりであることを明示してください。補助対象工事と対象外工事を分けて記載してもらうことが重要です。
複数社(最低2〜3社)から見積もりを取ることで、適正価格かどうか判断できます。
Step 2:補助金の申請先を確認・相談
利用する補助制度ごとに申請先が異なります。
- 札幌市住宅エコリフォーム補助制度:エコリフォーム事務局(一般財団法人北海道建築指導センター内、TEL: 011-206-1899)。施主本人が申請します
- 先進的窓リノベ2026:登録施工業者が代理申請(業者への依頼が必須)
- みらいエコ住宅2026事業:登録業者が交付申請(業者選定が重要)
特に国の補助金は「登録施工業者」が手続きを行うため、業者が制度に登録しているかを事前に確認してください。
Step 3:工事前申請の完了(着工不可)
重要:札幌市補助金・先進的窓リノベ2026・みらいエコ住宅2026事業はいずれも着工前の申請が原則です。
着工後に申請しても受け付けてもらえない場合があります。申請受理の確認が取れてから着工するのが基本ルールです。
申請に必要な主な書類:
| 書類 | 用途 |
|---|---|
| 申請書(様式指定) | 全補助金共通 |
| 工事見積書(補助対象工事明記) | 全補助金共通 |
| 工事仕様書・断熱仕様書 | 断熱補助金必須 |
| 住民票(申請者) | 居住確認 |
| 建物登記事項証明書 | 所有確認 |
| 平面図・立面図 | 工事箇所確認 |
| 施工業者の登録証明 | 国補助金必須 |
Step 4:工事実施
申請受理後、確定通知(または受付番号)が発行されてから着工します。工事中は施工写真を撮影しておいてください(実績報告書に添付が必要な場合があります)。
Step 5:完了報告・補助金受取
工事完了後、以下の書類を提出して完了報告を行います。
- 工事完了報告書
- 工事写真(着工前・施工中・完了後)
- 領収書または請求書の写し
- 断熱性能確認書類(仕様書通りに施工されたことの証明)
報告後、審査を経て指定口座に補助金が振り込まれます。振込までの期間は申請から通常1〜2カ月程度です。
申請スケジュール(令和8年度・札幌市住宅エコリフォーム補助制度)
札幌市住宅エコリフォーム補助制度は年2回の抽選制です。
| 受付回 | 申請期間 | 抽選日 |
|---|---|---|
| 第1回 | 5月22日〜6月4日(受付終了済み) | 6月10日 |
| 第2回 | 9月4日〜9月17日 | 9月30日 |
工事契約は令和8年4月1日以降、工事完了は令和9年1月31日までが要件です。第2回の申請を検討する場合は、業者選定・見積もり取得を8月中に済ませておくとスムーズです。先進的窓リノベ2026・みらいエコ住宅2026事業は札幌市補助金とは別スケジュールで運用されており、それぞれ登録施工業者・事務局に個別の受付状況を確認してください。
よくある質問(Q&A)
Q1. 外壁塗装だけでも補助金を受けられますか?
A. 断熱効果を伴わない外壁塗装(塗り替えのみ)は、札幌市の住宅エコリフォーム補助制度・先進的窓リノベ2026・みらいエコ住宅2026事業のいずれも対象外です。補助を受けるには断熱材の追加または交換を伴う工事が必要です。外観リフレッシュを兼ねるなら、外張り断熱+外壁仕上げ材の組み合わせで工事を計画するとよいでしょう。
Q2. 賃貸住宅(自分が家主)でも申請できますか?
A. 札幌市の住宅エコリフォーム補助制度は札幌市民が居住する住宅が対象です。賃貸住宅(自分が家主で借家として貸している物件)が対象になるかどうかは、公式サイトに明記が見当たらないため、エコリフォーム事務局(011-206-1899)へ個別に確認することをお勧めします。国の補助金(先進的窓リノベ2026・みらいエコ住宅2026事業)についても、基本的に居住用住宅が対象です。
Q3. 築年数の古い住宅は対象になりますか?
A. 札幌市住宅エコリフォーム補助制度の公式情報には、明確な築年数の下限要件は確認できませんでした(「建築後10年以上」といった条件は公式サイトで裏付けが取れなかったため、本記事では言及を控えます)。一般的には築年数が経過した住宅ほど断熱性能が低く、補助の効果が大きい傾向にあります。詳細な適用条件はエコリフォーム事務局に確認してください。建物の状態(腐食・傾き・法令違反)によっては施工業者が工事を断る場合もあるため、まず施工業者に現状確認を依頼してください。
Q4. 複数の補助金を同時に申請できますか?
A. 原則として同一工事に対する二重受給は禁止されていますが、異なる工事に対して別々の補助金を申請することは可能です。外壁断熱に対して札幌市補助金、窓交換に対して先進的窓リノベ2026、工事全体に対してみらいエコ住宅2026事業を組み合わせるケースでは、各補助金の対象工事費が重複しないよう整理が必要です。札幌市の補助制度では「みらいエコ住宅2026事業用・先進的窓リノベ2026事業用の性能証明書は使用できない」という注意事項もあるため、施工業者または各窓口に事前相談することを強くお勧めします。
Q5. 補助金が採択されなかった場合はどうなりますか?
A. 札幌市住宅エコリフォーム補助制度は抽選制のため、抽選に外れた場合や書類不備による却下の場合、工事を進めてしまうと補助を受けられません。申請受理・当選の確認前に着工しないことが最大のリスク回避策です。万一申請が通らない可能性がある場合は、着工の判断について施工業者や窓口に相談してください。
Q6. 申請から補助金受取までどのくらいかかりますか?
A. 申請受理から工事完了・完了報告を経て補助金が入金されるまで、通常3〜6カ月程度かかります。年度末(2月〜3月)に申請が集中すると審査が遅れることもあるため、年度前半(4〜7月)の早期申請が理想的です。工事費の立替期間が長くなることを念頭に資金計画を立ててください。
Q7. マンションの外壁断熱リフォームは対象ですか?
A. 分譲マンションの場合、外壁は共用部分であるため個人での申請は困難です。管理組合が主体となって改修計画を立て、組合として申請する形が一般的です。個人の専有部分(室内の断熱)については別途確認が必要です。一方、一戸建て住宅は個人申請が可能です。
まとめ
札幌市の外壁・断熱リフォームにおける補助金活用のポイントをまとめます。
主要な補助制度
- 札幌市住宅エコリフォーム補助制度:外壁全体断熱24万円・屋根/天井3万円・床5万円等の定額(合計は総工事費の10%または50万円のいずれか少ない額が上限)
- 先進的窓リノベ2026:窓断熱に性能グレード×サイズ別の定額補助・1戸あたり上限100万円(2025年度の200万円から引き下げ、業者代行申請)
- みらいエコ住宅2026事業:旧・子育てエコホーム支援事業の後継、リフォーム上限100万円/戸(2026年度)
北海道の寒冷地では外壁・屋根・窓の断熱改修が光熱費削減に直結します。特に築年数が経過した住宅では断熱リフォームの投資対効果が高い傾向にあり、補助金を活用することで実質負担をさらに圧縮できます。ただし、3制度を組み合わせた場合の削減率は工事内容・製品グレードによって個別に変わるため、本記事では一律の削減率を提示しません。
申請の3大注意点
- 着工前申請が必須(着工後では受付不可)
- 札幌市補助金は抽選制(先着順ではない。令和8年度は5〜6月・9月の年2回受付)
- 登録施工業者の選定が国補助金の前提
工事を検討している方は、まず複数の施工業者から見積もりを取り、補助金の相談窓口に早めに問い合わせることをお勧めします。2026年度の補助金情報は随時更新されるため、申請前に各窓口で最新情報を確認してください。
本記事の補助金情報は2026年7月7日時点の公式情報を基に作成・更新しています。補助金の詳細・申請条件は年度によって変更される場合があります。最新情報は各申請窓口(札幌市エコリフォーム事務局: 011-206-1899、環境省・国土交通省の各制度公式サイト等)にご確認ください。